足立建築の家が建つまで
足立建築の家が建つまでには、プランニングを開始してからだいたい6〜9か月程度のお時間をいただいています。
ずいぶん時間がかかるように思われるかもしれませんが、その間プランを詰め、資金計画を立て、さまざまな工事をし、建具などを選び、外構や庭を考え…としていくと、あっという間に過ぎてしまうものです。
何十年も住まわれるご自宅ですから、検討に検討を重ね、「あだちの家」があなたとご家族の幸せにいつまでも寄り添っていけるよう、丁寧にお仕事をさせていただきます。
1. 家づくりの流れ 〜契約まで
仕様説明
当社の住まいづくりのコンセプトをよく知って頂くため、まずは「あだちの家」がどのようにできているかをご理解いただく必要があると考えています。
ライフプランニング(資金計画)
まず最初に、家にいくらかけられるか、家にお金を使って大丈夫なのか、ということを客観的に判断してもらいます。
ご希望の場合は、ファイナンシャル・プランナーを交え、住宅ローンや保険などの資金計画、個別相談をしていきます。もちろん、無料です。
住宅ローンは金額が非常に大きく期間が長いため、1%の金利差が数百万円の差になってしまうのがポイントです。また、火災保険・地震保険は、構造の違いによって支払額が大きく変わってきます。
さらに、既に契約している生命保険などを見直すことで月々のローン返済額を負担無く増やすことができることもあり、これまでも大変ご好評をいただいております。
見学会、勉強会、セミナー等に参加する
当社の住まいづくりのコンセプトをよく知って頂くため、構造・完成見学会や住宅ローンセミナー、勉強会などへの参加を推奨しております。また、足立建築の家の住み心地をご体感いただける【オーナー様宅 見学会】も随時実施しております。
プランニングを申し込む
当社の住まいづくりコンセプトに共感して頂けましたら、プランニングをお申し込み下さい。「プランニングしてみて!」とお気軽にお声がけを。
敷地調査(現調)
プランニングに先立って、敷地の調査をします。
主なチェックポイント
・境界、実寸法、方位 — 基本中の基本ですが、ここで手を抜くと絶対に良い家は建ちません。
・周辺道路 — 法規に即したチェックのほか、車通りや停め方を考慮して駐車場所などを考えます。
・周辺環境 — 日射や通風・卓越風、外からの視線、借景などに配慮し自然共生を目指します。
・隣地の将来予測 — 隣の空き地に家などが建つと、陽当たりや風の通りに影響があります。
プランニング(提案設計)
これまでに伺ったご家族の夢やご要望、敷地調査の結果を基にプランニングを開始します。
プラン説明・お打ち合わせ
できあがったプランを実際にご覧頂きながら、プランニングの趣旨をご説明します。おぼろげだったご要望が実際に形になることで、更なる望みや変更が出てくることが多いですので、それをお聞かせいただき再度プランを練ります。
この作業を何度も繰り返し、ご満足頂けるものを創り上げます。
仮見積(概算見積)
できあがったプランから、概算の見積を作成します。内装の詳しい仕上げや設備機器の選定などは本設計以降でお考えいただくことになるため、この段階ではおおよその金額をご提示します。
仮契約(設計契約)
この時点から、実際に家を建てるための詳細な図面の制作や構造計算、各種業者さんに詳細な見積もり作成の依頼をしていきます。
また、お客さまとも定期的な打ち合わせをお願いすることとなります。よろしくお願いします!
2. 家づくりの流れ 〜着工まで
構造計算・本設計
できあがったプランに沿って、詳細な図面を書いていきます。と同時に、構造計算を開始します。また、設備や内装などについての打ち合わせを重ね、仕様を決定します。
プランニング・本設計
自立循環ミーティング
当社では、気候や敷地の特性などの立地条件や住まい方に応じて、極力自然エネルギーを利用した上で、建物と設備機器の設計や選択に注意を払うことによって、居住性や利便性の水準を向上させつつ、居住時のエネルギー消費量を削減するという「自立循環型住宅」の設計思想に基づいています。
ここでは、『自立循環型住宅への設計ガイドライン』を基に、日射量や方向、通風や卓越風、断熱や気密性能などを検討していきます。
間取りミーティング
プランニング時は、それまでにお話し頂いたご要望と自立循環の考え方などに沿って、各間取りを検討していきます。本設計時は、さらに構造計算の結果や新たなご要望から、ご家族にとっての最適解を求めていきます。また、当社独自の「生活変化対応住宅」という考え方から、数年〜数十年先のライフスタイルや家族構成の変化を見通した設計を心がけています。
動線ミーティング
間取りや設備機器の配置などを実際にお使いになる頻度の高い奥様の視点を中心に、生活動線のチェックを行います。また、ご家族にご高齢の方や障がいのある方がいらっしゃる場合は、車いすの利用、各種手すりの配置、廊下の幅など、より入念に検討していきます。
デザインミーティング
末永く愛される住まいをつくるためにはデザイン性も重要です。しかし、当社では「デザインを重視しすぎて性能や機能を犠牲にするのは本末転倒」というスタンスです。
自然との関わり、間取り、動線、そしてコストという、ある意味ではデザイン条件の制約となる部分を最大限配慮しながら、どこまで格好よく、美しくできるか。これが、設計者としての腕の見せ所であり、醍醐味の一つです。
また、デザインはそれぞれの感性・センスによって、その好みには幅があります。担当設計者のみに限らず、スタッフ全員で意見を出し合いながらご提案を練り上げていきます。
でも忘れてはいけません、あくまでも主役は住まい手ご家族。決して、当社のお仕着せではなく、手書きパースや模型を準備するとともに、屋根や外壁・床など実際に使われる材料を見て、触って頂きながらじっくりと進めていきます。
本見積(実行見積)
できあがった詳細設計や構造計算書、仕様書などを基に見積金額を算出します。仕様変更などがない限り、金額の最終決定となります。
本契約
設計内容、見積金額へのご同意を確認後、正式に請負契約を取り交わします。その際、契約金として契約金額の10%をお支払い頂きます。
3. 家づくりの流れ 〜竣工まで
ご近所へのごあいさつ
工事を始めるにあたり、ご近所へごあいさつをさせて頂きます。
解体工事(※既存建物がある場合)
既存建物を解体します。
地鎮祭
基礎工事にかかる前に、土地の神を奉り、工事の無事を祈る祭事です。神式の場合、施主様にご用意頂くもの・ことは特にありません。
費用:玉串料として3万円程度(神式の場合)
地盤調査・地盤補強工事
家を建てても大丈夫な土地かどうか、専門業者に依頼して入念に調査を行います。調査結果によっては、地盤補強が必要となることがあります。
基礎工事
何ごとも基礎が大切。当社ではベタ基礎を採用し、さらに基礎でも構造計算を行っています。数値で証明できる確かな強度には定評があります。
建設性能表示 第1回検査(配筋)
基礎工事の配筋が終了した時点で行われます。基礎の配筋はコンクリートを打設すると見えなくなってしまうので、非常に重要な検査です。
防蟻・防虫処理
防蟻薬剤の塗布等を行います。
木工事(大工工事・建方)
いよいよ木造建築の要、木工事が始まります。
上棟
屋根を支える棟木を上げた時点で行う式典です。ご希望であれば、ここで餅投げを行って頂けます。
大事な日ですので応援の大工さんにも来てもらって作業を行うのが通例です。
建設性能表示 第2回検査(躯体)
躯体工事が完了した時点で行われます。アンカーボルトや釘などの金物から各構造部分の材料などをチェックします。耐震等級3の当社仕様では、隅々までとても詳しく検査されます。
建設性能表示 第3回検査(断熱)
内装下張り工事の直前で行われ、断熱や気密などをチェックします。温熱環境等級3の当社仕様では、サッシの性能なども細かく検査されます。断熱は、工事が完了すると見えなくなるので非常に重要な検査と言えます。
各種工事
1棟の家を建てるには、大工さんが主役の木工事だけでなく、たくさんの業者さんとの共同作業が必要です。
例えば、屋根工事、外壁工事、防水工事、配管工事、電気工事、サッシ工事、板金工事、設備工事、左官工事、塗装工事、内装工事、建具工事、タイル工事、照明工事、外構工事などといった工事を、綿密な工程に従って進めていきます。
当社では、定期的に協力業者さんと勉強会をもち、お互いの技術力や施工力の向上に努めています。
建設性能表示 第4回検査(竣工)
住まいの竣工(完成)時に行われます。性能評価の等級に応じて、仕上げ材、仕上がり寸法、設備関係など様々なチェックが行われるため、かなり時間がかかります。
ハウスクリーニング
祝・竣工!
4. 家づくりの流れ 竣工〜(アフターメンテ)
お引き渡し前 お施主様 チェック
各種設備の取扱説明を交えながら、施主様ご自身の目で念入りにチェックを行って頂きます。
お引き渡し・お引っ越し
施主様チェックに合格を頂きましたら、無事にお引き渡しとなります。
これから、家守りとしての末永いお付き合いのスタートです。よろしくお願いします!
1年点検
5年点検
10年点検
10年で通常の瑕疵保証期間が終了します。その後は、当社独自の保証制度をご用意しておりますので、安心してご利用下さい。
万が一、不具合があったら…
どんな些細なことでも、すぐご連絡下さい。問題解決まで、迅速に誠心誠意対応させていただきます。