「あだちの家」は約束します。
住まいの性能が高いと、笑顔が増える。
あなたに自信を持ってお伝えしたいのは、私たちのつくる家が、高い住宅性能設計により快適な生活環境を実現しており、お施主さまご家族が、日々、幸せを感じられる住まいだということです。
一般的な日本の家は、多かれ少なかれ身体ストレスを感じるものですが、暑さや寒さなど、これまで当たり前に受け入れていたストレスを、まったく感じず、考えなくて済むようになることは大きな変化です。
また、性能を上げることにより、家族が使える時間が増えるため、その時間を趣味に注ぐことができるようになります。
ライフスタイルが変わり、夫婦が、家族が幸せになる。それが、「あだちの家」が提供できる価値の総論です。そして、それを実現するために必要な七つの項目について、「お客さまへの約束」として明確に宣言しています。
1.住宅性能評価します
足立建築の「家づくりの約束」の中で、根幹を担うのが「住宅性能表示制度」。相対的に知識が少なく、家づくり弱者になりやすい消費者のために、家の性能を十項目に分けて、それぞれを等級や数値で表示しています。
これにより、お客様は、目に見えない性能を判断・指示できるため、家づくりを行う人々は全員、採用していただくべき優れた公的制度なのですが、設計・施工業者側に強いる知識・技術的負担が大きいため普及率が極端に低く、この地域で全棟実施しているのはおそらく弊社だけではないでしょうか。
長年の経験からいえば、ほぼすべての日本の家は欠陥住宅です。
驚かれるかもしれませんが、通常の家には建築時の検査がありません。日本弁護士連合会の調査報告資料によれば、百棟調べて百棟が、耐震基準を満たさない状態で建っていたという結果もあります。
あなたの家が基準通りに建っていると検査・証明してくれるのは、オフィシャルには、この「住宅性能表示制度」しかないのです。
2.構造計算します
地震の多発している昨今、住まいの耐震性能を高めるのは必須です。これまでの地震でも家が凶器となり命を奪うケースが多発しています。
もうすでにあなたもご存知の通り、今の日本の住宅は劣悪です。もし仮に地震が来たら、ほとんどの家が崩れるか、あるいはその後は住めない家になってしまうような状況です。
建築物の耐震強度を確認するために構造計算(許容応力度計算)が必要なのですが、一般的な木造住宅は構造計算書が不要ということになっています。
実際は、書類上、「計算書の取り付けが不要」というだけなのですが、世の多くの建築士と施工業者はこれをはき違えて、構造計算すらしていないというのが現実の姿です。(追記:2020年3月より、壁量計算という簡易的な構造計算は書類の保管が義務化されました。が、とても十分とは言えません)
先ほど述べた通り、百棟が百棟とも基準を下回っていたという現実があるのです。その住まいに命を預けるお施主さまからすれば、これは非常に恐ろしいことだと思いませんか?
「あだちの家」は、全棟構造計算を実施し、最高レベルの「耐震等級3」を取得します。また実際には、その基準強度をはるかに超える性能を有していると考えていただいて差し支えないでしょう。
3.長期優良住宅です
長期優良住宅のことはご存知でしょうか。高性能住宅の代名詞のように使われることもあるため、少し家づくりを勉強した方であれば名前を聞いたことがあるかもしれません。
簡単に説明するならば「長持ちする家」のこと。
・耐震性能
・劣化対策性能
・メンテナンス性能
・温熱(省エネ)性能
これら四つの性能を担保し、長期間使用できるようにした住まいが長期優良住宅だと言えるでしょう。
しかし、これが実際にはまったく「高性能」ではなく、「最低基準」であることを知っている方はほとんどいません。実際には、先に記載した「住宅性能表示」の、いわばダウングレード版にすぎないのです。
税制優遇や補助金等の要件になるため弊社も全棟で認定を取得していますが、長期優良住宅にも建設検査(きちんと施工されているかのチェック)がないことは覚えておくとよいでしょう。結果的に、図面通りに建っていない「名ばかりの長期優良住宅」がかなりの数、出回っていると考えられます。
4.気密測定します
快適な家づくりのためには断熱工事が必要不可欠ですが、同時に必要になってくるのが、住宅の『高気密化』です。
気密性が低い状態というのは、いわば家に穴が開いている状態。
いくら断熱性を高めても、気密性が低ければ、その隙間から室内の熱は逃げていきますよね。また、室内の空気がきちんと入れ替わるように換気しようと思っても、隙間から空気が逃げてしまうようでは計画的な換気はできません。
住宅の気密性は、「気密測定」を行うことで、C値という数値で計測できますが、気密性能は、法律や法規で実施が義務づけられているものではありません。そのため、計測していない住宅会社も多いのが実情です。
しかし、その住まいが本当に快適になっているのかどうかを判断する重要な指標でもあります。だからこそ、『あだちの家』は全棟で気密測定を実施しています。
5.「移住・住み替え支援適合住宅」です
ライフスタイルや環境の変化によって、今の住まいを売って、新たに新築を検討したり、駅近のマンションに移ろうとした場合、現在の日本の家は約二十年で資産価値評価がゼロになるため、ほぼ土地の値段でしか売れません。
そこで、私たちは「貸す」という第三の選択肢を用意することで、市場評価的に価値のない家に価値をつけることにしました。
この適合住宅の認定を取って「マイホーム借上げ制度」というものを利用すると、お施主さまがマイホームを賃貸住宅にした際に賃料保証を受けられるようになるのです。
通常の住宅であれば住宅ローン返済中には賃貸にできないのですが、ローン返済が困難な期間のみ賃貸へ転用し返済に充てることもでき、ローン破産の心配がなくなる優良な制度です。
ライフプランや住宅性能表示と合わせ、お施主さまのローン破綻を防ぐ「あだちの家」の三つの安心のひとつです。
6.CASBEE評価します。
CASBEEは、簡単にいえば環境性能を測るモノサシです。海外では不動産評価の一要素として利用されています。
日本ではまだ普及・利用率が低いものですが、「あだちの家」では、環境への配慮を意識したお客さまのご要望も多く、全棟で導入しています。今後、不動産評価に採用されていく可能性は十分ありますし、いずれ制度化された際には、「あだちの家」オーナーさまの住まいの資産価値も上がると考えています。
CASBEEでは、住宅のレジリエンス性能や、住まい手の健康への影響度なども評価してくれるため、お施主さまにとっても参考になるはずです。
ちなみにレジリエンスとは「しなやかさ、強靭さ」を表し、住まい手が健康かつ安全に過ごせること、また災害時には被害に遭いにくく、万一の際にも素早く機能を取り戻せることを意味しています。
「あだちの家」は災害にも対応したレジリエンス型住宅。南海トラフ大地震のように大きな災害が予見されている浜松や遠州地域の人々は、これらの要素も十分に検討しつつ、住まいづくりを進めるべきでしょう。
7.BELS認証します
建築物省エネ法にて定められたもので、その建築物の省エネ基準適合レベルを測るものです。第三者機関により認証されるものですので、消費者のみなさまは、客観的なモノサシで住宅の省エネ性能を確認いただけます。
ちなみに、自動車業界でも同様に、低排出ガス車や燃費基準達成車を星マークで性能表示しており、ハイブリッド車などのエコカーは五つ星がついたりしています。BELSについても、それと同様のものをイメージください。
ひと昔前は、住宅の省エネ基準といえば断熱性能が対象でしたが、BELSでは、断熱性能に加えて暖冷房、給湯、照明設備など、さまざまな設備機器の性能までが評価の対象となります。
この基準をクリアしているということは、総合的に省エネ性能に優れていることになります。私たちは、この省エネ性能表示を全棟高いレベルで獲得しています。
8.「住宅履歴」登録します
住宅履歴とは、住宅の設計、施工、維持管理、権利及び資産などに関する情報の蓄積です。いつ、だれが、どのように新築や修繕、リフォームしたかを記録した、住まいの履歴書・カルテと言ってもよいでしょう。
住まいを長持ちさせるには適切なメンテナンスが欠かせません。丁寧につくられた革靴やバッグと同じように、適切な維持・管理により住まいも経年の美しさを増していきます。
定期的な点検整備により大きな故障をなくすことができますし、住宅履歴が適切に管理されていれば、将来的に修繕やリフォームするときも、住まいの経歴が一目瞭然。
もし、売ることになっても住まいの性能や状態を明確に証明できるため、将来的な資産価値の向上にも役立ちます。
もっと学びたい方のための住宅講座
「あだちの家」の仕様についてご理解いただけましたでしょうか。
もう少し詳しく知りたいという方には、「住宅講座」というページでより詳しくご説明をしています。デザイン手法や上記の住宅制度について学んでいただき、知識を深めていただければと思います。